「箸作り DIY 流しそうめん」
夏休みの初日と最初の週末の両日に午前と午後、計4回のイベントを開催しました。
21日は夏休み一日目なのにあいにくの雨。
23日は曇りだったのですが時々太陽が顔を覗かせていました。晴れ男の人でもいたのかな。
まだ梅雨明け前の湿気がこもる室内で、時間通りにスタート。
それでも長い夏休みの始まりに子供たちのテンションは↑↑。
まずはお箸の作り方のレクチャー。
4本の木材の説明から。
4種類のそれぞれ硬さが違う木を選んでいただきます。
硬いのは丈夫ですが、カンナで削るのが大変です。
特にお子様用は細く削って持ちやすくしたいため、柔らかめのを選ばれてる方が多かったですね。裏側の刃の部分には絶対に触れてはいけません。
説明が終わったら早速、サンプルの箸を手にとっていただき、ご自身の手の大きさにあった長さと硬さの木材を見つけます。
木を選んでいただいたらスタッフがお好みの長さにカット。
早く作りたいと子供たちもソワソワ。
いざカンナを使って削っていきます。
平面を削って細さを調整して、板を変えて角を丸くしていく作業を繰り返して一番持ちやすいお箸を探しながら作っていきます。
子供たちも初めてのカンナ作業に挑戦。思ったよりずっしりとしたカンナ。
大人でも重く感じるこの道具なのに子供たちは辛い顔も見せないで、真剣な表情で黙々と削っていきます。
小さなお子様も親御さんと一緒に手を携えて危なくないように自分の手で削っていってます。
慣れてくると子供たちの間にもチラホラ笑顔が。熱中症にならないようにこまめに水分をとって休憩挟みながら一本目を削っていきます。ある程度、一本目が削れたら次に2本目に取り掛かります。一本目同様に削っていき同じ大きさまで持っていきます。
2本並べてみて同じ太さになったか確認しながら、慎重に削っていきます。
実際に削りカスを使ってみて、自分の一番使いやすい太さを探っていく子も。
お子様用のお箸が完成したらお父さんやお母さんは自分のお箸作り。
待ってる間のお子様はお椀を使って初めての自分専用のオリジナル箸を使って練習する子も。
お箸の先に滑り止めの溝を彫ったり、焼きペンでマークや名前を入れて、世界で一つのお箸の完成。年齢関係なく最後の紙やすり作業は人の手を借りずにご自身で掛けてました。
やっぱり自分のお箸なので最後の仕上げは自分でやりたくなるものですね。
完成したらいよいよお待ちかねの作ったばかりのお箸を使って流しそうめんの試食会。一足先に完成したお子様は待ちきれずに流す前からイメージトレーニング。簡単な流しそうめんのルールを説明したらいざ実食です。
流れてくるそうめんを掴んだら、汁につけるのもそこそこにすぐにお口に運ばれていきます。
初めて作ったお箸で流れてくるそうめんを遊ぶ感覚で楽しみながら食べてると満腹感を忘れてしまうみたいです。
いつもはこんなに食べないのにとお母様方もビックリされてました。
ザルいっぱいに準備したそうめんもあっという間になくなっていき、30分もしない間に終了。
夏休み最初の親子の思い出作りに一役かえていたら嬉しいですね。やった甲斐がありました。
また開催しますので、中原工房のHPをチェックしておいてくださいね。
ここを読んでいただいた方だけのお知らせですが、今度のイベントの予定は8月中に開催決まっています。告知は多分お盆前だと思います^^