2016年5月21日開催『古木再彩シリーズの「一輪挿し」』、『木工で作る「キャットタワー」』

古木再彩シリーズの「一輪挿し」と
木工で作る「キャットタワー」

の2点の製作イベントを開催しました。

前回ご好評いただいた一輪挿しと、今回が初めてとなるキャットタワーを作ってもらいました。
一輪挿しは様々な大きさや形の古木に穴を空けて、そこに一輪のお花や植物を飾り付ける木工の花瓶です。
手のひらサイズの古木をじっくり選んでいただいたら、デザインを考えていきましょう。
お子様には見慣れたわかりやすい形の古木が大人気ですね。

DSC_9042大人の方はデザイン性に優れたスタイリッシュな形の古木が人気があるみたいです。
デザインが固まったら次はペンキ塗りです。お好きなカラーを選んでもらって、いざ着色!DSC_9057ペンキ以外にもワックスウィッグもあります。こちらは木目を活かしたまま漆黒感が出せる一味違った着色。DSC_9065試し塗りで実際に効果を見てもらい、気に入ってもらいました。
ワックスを塗った上からでも乾けばペンキが塗れるので、普通の木目じゃ物足りない方にも満足。
ペンキが乾いたらいよいよ花を活けるための穴あけです。DSC_9052
 
大小2つの試験管を水入れに使います。お好きな大きさの試験管に合わせていざドリル!
 
最後に試験管を挿して完成です。
DSC_9059とても簡単に作れるのに仕上がりはまさにプロ級!一輪挿しのお花と同じ自然物から作られる花瓶なので相性もバッチリ。
陶器やガラスの花瓶と違った暖かさが伝わってきますね。

DSC_9074DSC_9082
 
 
そして、今回DIYで初となるキャットタワー作り。
 
正しくこれぞ日曜大工と呼べる一品!
 
工房内にある数ある木材を使って一から作ってもらいました。DSC_9046
 
他にも古くなってボロボロになった市販のキャットタワーのまだ使える支柱を再利用して新しいタワーを作りたいというご要望にもお答えさせていただきました。
 
まずはデザイン。
スタッフにこういうものが作りたいと相談を受け一緒に案を練っていきます。
 
実際、ご自身で作りたいけど、何から手をつけていけばいいのか分からなくて挫折されてる方とかいらっしゃるんじゃないでしょうか?
全部自分だけで作るとなると、デザインを絵で起こし、その後その絵を一つずつ分解していき、サイズの寸法出して、ホームセンターで木を買ってその大きさにカットしてもらって、やっと製作。
 
製作するまでのこんな半日作業もこちらで作っていただけたら、1時間ぐらいです。
 
 
ある程度、デザインが決まったらまずは、材料のカットから。
 
工房内にある材木をご自由に選んでいただき、業務用の機械で切っていきます。
さすが業務用だけあって、あっ!という間に必要な材木が切り出されていきます。
猫が毎日登るので鋭い角は、飼い主としては切っておきたいところ。
四隅は糸ノコギリを使って丸くしていきましょう。
 
材木の側面の角もヤスリを使って滑らかにしていきます。cattower1DSC_9068

そして材料が揃ったらいよいよ組立です。
 
猫が飛び乗ることも考えてしっかり固定できるようにしていきます。
 
5センチ以上の長さのネジも電動ドライバーですぐに打ち込めます。
 
DSC_9073細い部分のネジ打ちも専用の機材であっという間に固定できます。
 
支柱を再利用された方は支柱に埋め込まれてるネジをそのまま利用して新しい土台に付けていきました。
しかもこの方法だと組立も取り外しも簡単なので違ったデザインの材木を作ってもらえば、その日の猫の気分で
取替も簡単ですね。
 
最後にワックスウェッグで個性を出して完成です。
 
DSC_9096前に市販で買ったキャットタワーよりも素晴らしいのが出来て良かったと喜んでいただき大変喜ばしかったです。
 
もう一方のキャットタワーの方も猫の通り穴の箱を作ってその上におもちゃをぶら下げて、猫のパンチングマシーンの完成。
DSC_9094このおもちゃのボールも里親さんに子猫と一緒に貰った思い出の一品。猫が遊ばなくなっても捨てれないおもちゃも再利用してもう一度遊んでもらうように工夫するのもDIYの醍醐味ですね。
 
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お客様のご要望にお答えして今までにないDIYにも積極的にチャレンジしていきますので、今後ともよろしくお願いします。