「DIY ワークショップで壁を彩ろう!」「アイアンネームプレートづくり」
のイベントを開きました。
まずは定番の壁掛けアイテムを実際に展示している物を見ながら
スタッフと相談しながらご自身で選んでいただきました。
その中から「黒板時計」と「ミニドア」を選ばれてました。
黒板時計もミニドアも全てご自身のセンスで作っていく最も個性が出るインテリア。
個人のデザインや感性が一番表現されるアイテムです。
時計もミニドアもまずは土台作りです。
予め大きさが決まっている木材を木工ボンドでしっかり繋げていきましょう。
ボンドが乾いたらミニドアは蝶番の取り付け。時計は真ん中の時針の機械を取り付けます。
これで基本の土台は完成です。
次はアイテムに色を付けていきます。
お好きな色を数十種類のペンキから選んでいただいてベースの色を塗っていきます。
ミニドアは小さな空を表現されるみたいで綺麗なライトブルー。
黒板時計は女性らしさが表現された明るいパープルの素敵な色で黒板を表現。
ペンキを塗り終えて乾くのを待ってる間に黒板時計の方は文字板のラフ画。
ミニドアは空に浮かぶ雲の形を作るため、糸ノコのある工房へ移動。
糸ノコを使って丸く柔らかい雲を作ってもらいました。
ベースのペンキが乾いたら黒板部分にチョークで文字板を描いていきます。
綺麗なライトパープルに素敵な時字が刻まれていっていますね。
文字板を描かれてあとは時針、分針、秒針と真ん中に取り付けて完成です。
ミニドアも先ほどの雲に白のペンキを塗って空に浮かばせてましょう。最後にマグネットでドアを固定したらこちらも完成です。
両作品とも白い壁に落ち着きを与える素晴らしい配色で、どこに掛けても他のインテリアとも
調和の取れるアイテムですね。
アイアンプレートはDIYの中でも高難易度の作品。
個人では機材も素材も準備が出来ないので興味があっても中々手が出せないDIY。
それを約3時間弱で作れるとあって人気の高いアイテムです。
まずはデザインから。
アイアンに描きたい文字を紙に書いてそれをカッターで中抜きしていきます。
前もって中抜きしたデザインを準備されていたらすぐに作業に入れます。
アイアンも茶色いサビがついた鉄板やメタリックな黒の鉄板などの中から好きなものを選べます。
1m以上の鉄板からお好きな大きさを切り取ることができるので、好みのサイズでデザイン可能です。
アイアンに白ペンで中抜きした紙の文字をなぞっていき、切り抜く部分を転写していきます。
それが終わるといよいよ鉄板に穴を空けて文字を書いていく作業に入ります。
約三千度の熱で鉄板を溶かすプラズマ切断機をご自身で使っていただいて穴を開けていきます。
火花が飛び散るのでしっかり目を保護するゴーグルを付けていただき、足元に最も火花が飛んできますのでプロテクターで保護して頂いて作業できるようにしていますので安心です。
切断機といっても切るのではなく溶かしていって穴を手動で開けていく形になるので、真っ直ぐな線も一苦労です。
多少凸凹しますがそれがDIYのいいところ。手作り感が出て、市販では絶対に味わえない手作りの暖かさが最も表現されるのもこのアイアンプレートの人気の一環だと思います。
生まれて初めてプラズマを使っての作業は最初はおっかなびっくりですが、慣れると楽しくて病みつきになると皆さんおっしゃってます。。
全体の文字をゆっくりと慎重になぞりながら白ペンの部分を穴あけをしていただいたらほぼ完成です。
今回は一つ一つの独立した文字を作って、まとめて一本の細い鉄棒にぶら下げるアーティスティックなアイデアの作品もありました。
こちらも溶接するところ以外は全部、お客様にやっていただきました。全部自分で作ったと人に言っても信じてもらえないかも知れませんね。
あとは残ってる白ペンをクリーナーで拭いて、裏側を研磨機で綺麗に慣らしてあげると、凸凹もそんなに気にならないぐらいに滑らかになっていきます。
最後に外に置かれる方には、劣化を防ぐように錆止めのワックスを塗っていただき完成です。
今回は表札を愛犬のお墓に供える用に作られた方もいらっしゃってとても愛情が感じられました。
やっぱり愛情を表現するのは手作りが一番だと実感しました。
こちらの方は土台とする木にワックスを塗って重厚感を出し、土台と鉄板を少し浮かして固定することで、木に映る影が時間によって見え方が変わる工夫されてました。その日の天候や時間によって見え方が変わるのもこのアイテムのいいところだと思います。