夏休み自由研究講座
「木を使って一輪挿しを作ろう」
川崎市地球温暖化防止活動推進センター様と一緒に
中原工房定番の人気アイテム一輪挿しづくりを通して子供たちに
自然の木を使っての世界にひとつの自分だけのアイテムを作っていただきました。
まずは数ある土台となる木材の中からお好きな形の木を選んでいただきます。
片手サイズのバラエティーに富んだ様々な木の中で自分の好きな形を見つけるのも宝物探し感覚で楽しいです。
他にも正方形や長方形や三角形とブロックの様に組み合わせて自分でオリジナルの形も作れたりします。
気に入った形を見つけれたら次に試験管を挿せる穴を決めていきます。開けたいところに印を付けたら、中原工房のスタッフがそこに業務用のプロが使うドリルで穴を開けていきます。
あっという間に穴が開けられていく工程に子供たちも興味津々。
次にいよいよ、自分の手で木に触れながら水性のペンキでカラーリングです。
たくさんの色のペンキから塗りたい色を決めていざペインティング。
マスキングテープを使って綺麗に色を塗り分けて、木色がどんどん自分色に染まっていきます。
ペンキが乾いたらその上からまた好きな色を重ねられるので、他の子の使ってたペンキで気になる色も足していけます。
大人に言われなくても子供たちだけで自然とリサイクルされていて、ペンキひとつとっても無駄にされない姿が印象的でした。
ペンキが乾くのを待つ間に特別に中原工房のファクトリーの社会科見学。
実際に建築のプロが使ってる本物の機材を工房長が、解説と実践しました。
この日に使われた一輪挿しの土台を初め、様々な形の木材がどのように作られていってるのか学んでもらいました。
業務用の機械の大きさや機械音は普段は見たり聞いたりしないのでどれも興味深そうに聞かれていました。
見学されてるあいだにペンキも乾いて、穴に試験管を挿して完成です。
2時間足らずで簡単に作られる手作りの一輪挿しはどれも素晴らしかったです。
木屑ももって帰られるお子様もいて、木屑も観葉植物の土に混ぜれば肥料になるみたいで、そのエコ精神の素晴らしさに脱帽です。
帰り道で一輪挿しに飾る花を見つけるんだと言われた子供の笑顔は最高でした!!