「箸&蕎麦猪口 DIY流しそうめん」
イベントを開催いたしました。
暑くなると食べたくなる夏の定番
「流しそうめん」
お箸と蕎麦猪口(そばちょこ)を自作して
作ってすぐにその場で流しそうめんを楽しもうと言う一風変わった新しいスタイルのDIY。
おかげさまで朝と昼の2回開催のこのイベントは両方とも満員御礼となり大反響でした。
人気の高さにスタッフも朝一から大張り切りで竹で作ったそうめんの流し台を作っていました。

全長約10mの長い流し台もうちのスタッフにかかればお手の物。

お客様が来る前にスタジオ前の駐輪場の敷地を使ってあっという間に
「流しそうめん特別試食会場」
を作ってしまいました。
流し台はスタッフが作りましたが自分用のお箸と猪口は全部お客様に作っていただきます。
まずはお箸作りからです。
4種類の細い木材を実際にお手にとっていただき色や硬さを選んでいただいて、
ご自身が一番使いやすい長さに切っていきます。
お好きな長さに2本準備できましたら次に、使いやすいように丸めていきます。
ここで使うのがカンナと中原工房オリジナル完全手作り「箸専用削り台」です。
スタッフが作ったこの台は溝の深さが先に行くほど深くなっていて、
材木を乗せて上からカンナで削るだけで先端が自然と細くなっていく
他に類を見ない画期的なオリジナルDIY専用台。
これならナイフを使わないので小さいお子様でも安心して作れます。
単純な作業ですが小さなお子様たちにしたら結構な重作業。
大人が使う実際のカンナを使用しましたので子供からしたらちょっと重いです。
安全ですが一応刃物を扱うので皆さんの表情は真剣そのもの。
時々、休憩しながらや親御さんと一緒に手を重ねながら、疲れた?と言いながらも笑顔で楽しそうでした。
各自お箸の先に浅い溝を掘って滑り止めを付けたり、紙やすりを使ってさらに丸くしてみたりと、
思い思いの世界にひとつだけの自分だけのオリジナルお箸の完成です。
次におそば用の猪口の作成です。
素材は竹を使って作っていきます。
作るといっても竹を切って好きな長さの器にしたら、あとは飲み口を紙やすりで滑らかにしたら完成です。
多分、今までで一番、簡単なDIYかな?(笑)
出来上がった猪口はしっかり熱湯で煮沸消毒してから、冷水で冷やしてお子様の手に。
自分で切った竹で出来た器は、竹の香りがそのまま残ったその日だけの特別な器。
子供たちも初めて竹の香りがする器を、嗅いでみて自然と笑顔になっていました。
全て出来上がったらいざ実食です。
外に作った特別試食会場にみんなで移動して、自分の猪口にそばつゆと薬味を入れて、お箸も手にそうめん台の前へ。
水に乗って流れるそうめんはすぐに、皆さんのお箸にそして猪口に運ばれていきます。
自作のお箸と器を作ったすぐあとに使って食べるそうめんは、疲れも忘れさせる美味しさだったと思います。



もう食べれないと言いながらもそうめんが目の前を通ると何故か猪口の中に。
30束のそうめんもあっという間に無くなってしまいました。
夏の風物詩の情景をDIYで再現してみました。
子供たちの長い夏の最初の1ページに思い出として残ってくれれば嬉しいです。
これからの暑い夏も今日作ったお箸と猪口でまた冷やしそうめんを食べて乗り切ってくださいね!
